この資料は、東京都 保険部 地域衛生部 環境衛生課 動物管理係の許可をいただき掲載させていただいきました。
2002、10、9許可申請、同10日許可
資料1学校飼育動物における動物由来感染症起因菌等保有状況調査 〔平成11年度〜平成12年度〕
資料2飼育動物における動物由来感染症起因菌等保有状況調査(ペットショップ、家庭) 〔平成7〜10年度〕
資料1
2001/7/31
東京都における動物由来感染症調査結果の概要 3
 学校飼育動物における動物由来感染症起因菌等保有状況調査
〔平成11年度〜平成12年度〕
1 調査の概要
都内のほとんどの小学校等でウサギなどが飼育されているが、その病原菌保有状況等は不明であり、これらを通じた学童等への感染が懸念される。そこで、都内の小学校、幼稚園及び保育園で飼育されている動物のふん便を検体として、その保菌状況を調査した。
 
2 調査結果(別表参照)
平成11年度から平成12年度にかけて、187頭の動物について調査を行ったが、陽性となった動物はなかった。
 
対象施設の内訳(平成11〜12年度)
小学校 保育園 幼稚園
144 37 6 187
表 学校飼育動物における動物由来感染症起因菌等保有状況調査結果(平成11〜12年度)
動物の分類 動物の種類 検体数 各検査項目における陽性検体数
クラミジア リステリア エルシニア・エンテロコリチカ エルシニア・シュードツベルクローシス サルモネラ 黄色ブドウ球菌 カンピロバクター 腸管出血性大腸菌O157 Q熱リケッチア*
ウサギ目 ウサギ 103                  
げっ歯目 ハムスター 3                  
プレーリードッグ 1                  
モルモット 1                  
小 計 5                  
偶蹄目 ヤギ 2                  
食肉目 イヌ 2                  
ネコ 1                  
小 計 3                  
鳥 類 ニワトリ 53                  
アヒル 6                  
クジャク 2                  
インコ 2                  
カラス 1                  
ウズラ 1                  
小 計 65                  
は虫類 カメ 9                  
総 計   187 0 0 0 0 0 0 0 0 0
* 平成12年度のみの実施項目である。
検査項目解説は、東京都 保険部 地域衛生部 環境衛生課のホームページでご覧ください。
同ページ→獣医衛生の扉→動物由来感染症調査結果についての1番下→検査項目解説
東京都 保険部 地域衛生部 環境衛生課のホームページ http://www.kenkou.metro.tokyo.jp/eisei/index.html
資料2
2001/7/31
東京都における動物由来感染症調査結果の概要 2
飼育動物における動物由来感染症起因菌等保有状況調査(ペットショップ、家庭)
〔平成7〜10年度〕
1 調査の概要
 は虫類及びウサギ、ハムスター等の小動物は動物取扱業(ペットショップ等)及び家庭で数多く飼育されるようになったが、クラミジアをはじめとする動物由来感染症起因菌の保有状況については未知の部分が多った。そのため、東京都では、平成7年度から10年度にかけて、犬、猫を含め、飼育動物における動物由来感染症の原因となる病原体の保有状況をふん便を検体として調査した。
 
2 調査結果(別表参照)
 平成7年度から平成10年度の4年間に計497検体(ペットショップ362検体、家庭135検体)について調査を行った。
 クラミジアは、げっ歯類やは虫類など広汎な種類の動物から計28検体(ペットショップ22検体、家庭6検体)が陽性となった。
 サルモネラは、主に、は虫類から計12検体(ペットショップ10検体、家庭2検体)が陽性となった。
 さらに散発的に、リステリアやエルシニア、食中毒起因菌である黄色ブドウ球菌なども検出された。
 
表注釈
注1)平成7から10年度で単年度のみ実施した動物の調査結果を含む。
注2)検体を採取した動物は、約100種類。種類は、一般的に知られている名称に再分類した。
注3)検査項目は、以下のとおり。

クラミジア(Chlamydia spp.)
リステリア(Listeria monocytogenes)
エルシニア・エンテロコリチカ(Yersinia enterocolitica)
エルシニア・シュードツベルクローシス(Yersinia pseudotuberclosis)
サルモネラ(Salmonella spp.)
黄色ブドウ球菌(Staphylococcus aureus)
(黄色ブドウ球菌は動物由来感染症起因菌ではないが、食中毒細菌として重要であり、調査を実施した。)
表 飼育動物における動物由来感染症起因菌等保有状況調査結果
動物の分類 動物の種類 検体数 総検体数 各検査項目における陽性検体数
クラミジア リステリア エルシニア・エンテロコリチカ エルシニア・シュードツベルクローシス サルモネラ 黄色ブドウ球菌
ペットショップ 家庭 ペットショップ 家庭 ペットショップ 家庭 ペットショップ 家庭 ペットショップ 家庭 ペットショップ 家庭 ペットショップ 家庭
げっ歯目 ハムスター 56 52 108 2 1                   1
リス 23 7 30     1           1      
モルモット 15 4 19 2               1      
プレーリードッグ 21 0 21 1       1              
チンチラ 11 0 11                        
モモンガ 6 1 7                        
ネズミ 2 4 6   1                    
マーモット 1 0 1 1                      
ヤマネ 1 0 1                        
スナネズミ 0 1 1                        
小 計 136 69 205 6 2 1   1       2     1
ウサギ目 ウサギ 45 9 54 1                   1  
食肉目 イヌ 43 25 68 5 1           1     2  
ネコ 34 26 60 2 2               1    
フェレット 32 1 33 3 1                     
ミーアキャット 2 0 2 1                      
アライグマ 1 0 1                        
キツネ 1 0 1                        
イタチ 1 0 1 1                      
ハクビシン 1 0 1                        
小 計 115 52 167 12 4           1   1 2  
食虫目 ハリネズミ 4 0 4                        
有袋類 ワラビー 3 0 3                        
フクロギツネ 1 0 1                 1      
オポッサム 1 0 1                        
小 計 5 0 5                 1      
霊長目 サル 5 0 5                        
翼手目 コウモリ 2 0 2                        
は虫類 カメ 26 3 29 1       1       4      
イグアナ 11 1 12                 1 1    
カメレオン 4 0 4                 2      
トカゲ 4 0 4                        
ヤモリ 3 0 3                        
ヘビ 2 0 2 2                      
ワニ 0 1 1                        
小 計 50 5 55 3       1       7 1    
総  計  362 135 497 22 6 1 0 2 0 0 1 10 2 4 1
検査項目解説は、東京都 健康局ホームページでご覧ください。
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東京都 保険部 地域衛生部 環境衛生課のホームページ http://www.kenkou.metro.tokyo.jp/eisei/index.html